無線LAN構築

 パソコン環境はほんとにわずかな違いだけで、仕事や勉強のはかどり方が全然違う。クリック一つだけでもそれは大きな差となる。というわけで、今回は無線LAN構築をしようと考えた。無線LANの一番の利点は、どこでもネットつなげるというのがあるのはもちろんなんだけど、やっぱりLNA内のパソコン同士でファイルの共有ができるというのは非常にいいメリット。自室と仕事場にパソコン持ち歩いたり、データを移し替えたりすることが多いので、いままで、そのたびにUSBメモリでデータ移し替えたりとか非常に煩わしかった。それが、一番の動機である。
1.無線LAN環境の構築
 買ったのは下記のものである。最近はルーターとアクセスポイントついててしかもハイパワーで1万円切るんだもんなぁ。いい世の中だ。3万円でも買ってしまうぐらいの価値がある。メインのBibloのPCは動かすことはないので有線でつなぎ、もう一つのLet's noteは持ち歩くし、外出時にも持って行くので無線LANとした。
 まず一通り、インストールして初期設定をして、IPアドレスは自動的に取得をするにしておく必要がある。
 よく分からんけど、今自分がいるところのネット環境はCATV配線を用いているらしい。それだと通常の設定ではできなくて、本体の方のルータスイッチをオンにして無線ルータの設定画面から入力する。
 これで、メインのパソコンはつながる。2台目からはかんたん。電波ひろってアクセスして、ネットワークキー(無線LAN本体に書いてある)を入力すればつながる。
2.フォルダの共有
 ここまでは(比較的)かんたんだった。というより、ここまでしか当初は望んでいなかった。ファイルの共有もネットにつながるんだったらDropboxとか経由してやればいいかなぁ、なんて、考えていた。でもやっぱり、人間欲が出てきちゃうんだねぇ。と言うわけで、フォルダの共有。
 1)そもそも共有するための下準備として、パソコンのアカウントを設定しなくてはならない。メインのPCはそれすらしていなかったので、まずはアカウント・パスワード設定。
 2)共有フォルダを作って、共有設定。共有をする人を選ぶのだが・・・、EveryoneとGuestって何が違うんだ、まぁいいやどっちも共同所有者にしちゃえ。これでできるかとおもったら、Lets noteのPCからはBibloのPCの存在を見ることすらできない。ネットワークの設定もどちらのパソコンからも家庭用の「信頼」にしているんだけど。
 3)ふーん、多分McAfeeが悪いことしているんじゃないかと思って、McAfee Security Centerをチェック。そこで、みてみると、うん、確かにBibloからLets noteを認識はしているじゃないか。Lets notoのPCをクリックすると、何かアクセスを許可するような設定ができた。よーし、これならいいだろう。と思ったが、やはりだめ・・・。ひょっとしてファイヤウォールが悪さしているのかと思い、McAfeeファイアウォールをoffにすると案の定、アクセスができる!でも、このままじゃ怖くて使うわけにはいかないなぁ。そこでMcAfeeのカスタマーセンターに聞いてみたところ丁寧に教えてくれた。結構な年会費払っているんだからこれぐらいは教えてもらわないとね・・・。
 4)まずローカルエリア接続の状態→詳細をみてIPv4アドレスをチェック。次にSecurity Centerから詳細メニュー→設定→インターネットとネットワーク→ファイアウォールの保護を有効にしつつ詳細設定→ネットワーク→追加で先程のアドレス範囲を追加する。あれれ、もうあるんだけど、とおもったら信頼になっていなかったので、公開から信頼へ変更。
 5)すると、おおアクセスすいすいできるようになったぞ。これで終わり、と思ったら読み込むことができるが、書き込みとか新たな保存とかできないじゃないか。もう一度保存フォルダをチェックする。全般タブの属性をみると読み取り専用となっている、しかしこれ何度いじっても変えられない(最終的には原因ではなかった)。次に共有タブを開く。詳細な共有をみるとアクセス許可を見ると、Everyoneのアクセス許可が読み取りのみになっていた。これをフルコントロールにするとついに、どちらのPCからも自由にできるようになったのでした!!
 しかし、まぁ、アクセス許可の設定いろいろありすぎ。どの設定がどこでどうかかわっているのか未だに分からず終わってしまった。まぁ、使えているからいいけど。
 
 無線LANの構築なんてもっと簡単なもんだと思っていたけど、結構大変なんだなぁ。ただ、思うに今回はルータ設置も兼ねていたからこんなに大変だったんじゃないかな。普通のアクセスポイント設置だけなら多分こんな大変じゃない気がする。

BUFFALO 11n/g/b対応 ハイパワー 無線LANルーター Air Station 単体 WHR-HP-G300N

BUFFALO 11n/g/b対応 ハイパワー 無線LANルーター Air Station 単体 WHR-HP-G300N

BUFFALO AirStationオプション 指向性アンテナ WLE-2DA

BUFFALO AirStationオプション 指向性アンテナ WLE-2DA

追記:参考までに以下マカフィーから来たメールも参照する。McAfee easynetworkでもファイルの共有はできるようだ。


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 ■手動でネットワークを信用IPに設定する方法 (Vista)
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[Step1]IPアドレスを確認する。
下記の方法でIPアドレスを確認してください。


1.画面左下の[Windows]マークをクリックします。
2.[ネットワーク]を右クリックし[プロパティ]を左クリックしてください。
*項目内に[ネットワーク]がない場合は下記の操作でご確認ください。
・コントロールパネル→ネットワーク接続
・コントロールパネル→ネットワークとインターネット接続→ネットワーク接続

3.ご利用のネットワークの「ローカルエリア接続]の項目の横にある
[状態の表示]をクリックします。
4.[ローカルエリア接続の状態]にある[詳細]ボタンをクリックします。
5.[ネットワーク接続の詳細]に記載されている[IPv4アドレス]をメモをして
次の手順へ進みます。

[STEP2]ネットワークを信頼済みに設定する
信用済みネットワークに設定したIPアドレスは、いつでもこのコンピュータに
接続できます。信用 IP アドレスを追加、編集または削除するときは、
安全なアドレスまたは削除可能なアドレスであることを確認してください。

・信用IPアドレスを設定する方法。
1.画面右下の[M]のアイコンをダブルクリックし、SecurityCenterを起動します。
2.左下の[詳細メニュー]をクリックします。
3.すぐ上の[設定]をクリックします。
4.左上の[インターネットとネットワーク]をクリックします。
5.[ファイアウォールによる保護が有効(無効)です]の項目にある
[詳細設定]ボタンをクリックします。
6.左側の[ネットワーク]をクリックします。
7.画面下の[追加]ボタンを左クリックします。

8.信頼するIPを単一、もしくは範囲で指定します。
このとき[1]の手順で確認したIPアドレスを使用して
下記のように信用IPを範囲で設定してください。

(操作方法)
・[範囲]を選択し、右側の「開始IPアドレス」と「終了IPアドレス」をご入力ください。

鄯)192.168.0.1と表示されていた場合
開始IP「192.168.0.0」〜終了IP「192.168.0.255」

鄱)192.168.1.1と表示されていた場合
開始IP「192.168.1.0」〜終了IP「192.168.1.255」

鄴)172.16.0.1 と表示されていた場合
開始IP「172.16.0.0」 〜終了IP「172.16.0.255」

9.[タイプ]の項目が[信頼済み]になっていることをご確認ください。
10.[ルールの有効期限]を設定する場合は、
チェックボックスをクリックしてから右側に日数を入力してください。
11.入力が完了しましたら[OK]ボタンをクリックします。

以上の作業を行ってからご利用のネットワークで通信状態をご確認ください。

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■管理されたネットワーク内でファイル共有をする方法
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下記の作業を行うことで、管理されたネットワーク内で使用している
コンピュータ同士で安全にファイルを共有したり、簡単にファイルを転送できます。

注)
本項目では、McAfee製品で管理されたネットワークに参加した
コンピュータでファイルを共有できるようにするものです。

もしも、ファイル共有を行うコンピュータでMcAfee EasyNetworkの
インストールが完了していない場合はマイアカウントにアクセスして
インストールを行ってから下記の作業を行ってください。

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1.管理されたネットワークに参加する方法

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ネットワーク地図に管理されていない2台目以降のコンピュータを
追加する場合は、最初にネットワークに参加したコンピュータ
(管理用コンピュータ)から招待を受ける必要があります。
下記URLから作業方法をご確認ください。


[「ネットワーク管理」(McAfee Network Manager)の初期設定手順 ]
[URL]
http://www.mcafee.com/Japan/mcafee/support/faq/answer_f_spec.asp?wk=SP-00010

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2.共有したいファイルが保存されているコンピュータで
McAfee EasyNetworkを起動してください。

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・デスクトップのショートカットアイコン、もしくは
[スタート](Windowsマーク)→すべてのプログラム→McAfeeと進み、
[McAfee EasyNetwork]をクリックしてMcAfeeEasyNetworkを起動してください。

・[ツール]-[ファイル共有]をクリックし、共有を行うファイル、または
フォルダをエクスプローラから選択し、[共有]をクリックしてください。

・他のコンピュータと共有するファイルの一覧として
選択したファイル、フォルダが表示されることをご確認ください。

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3.共有したファイル、フォルダのダウンロードと転送について

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>ダウンロード操作について
他のコンピュータの共有ファイルは、そのコンピュータがオンラインで
あれば、ウインドゥ内から右クリックしてコピー、またはドラッグアンド・
ドロップでご自身のコンピュータの任意のフォルダに保存する事ができます。

>ファイル転送、保存について
・ファイル送信元のコンピュータでMcAfee EasyNetworkを起動し、
[ツール]-[送信]をクリックしてください。
・表示された画面から転送先のコンピュータをクリックして選択します。
・転送するファイルを選択し、[送信]をクリックしてください。

・ファイルの受信を行うコンピュータでMcAfee EasyNetworkを起動し、
画面から転送されたファイルを選択してください。
・[ツール]-[許可]とクリックして、その後にファイルの保存先を
選択して、[保存]をクリックしてください。

以上の操作でファイルが保存されます。

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4.ファイルの共有の停止方法

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・ファイル送信元のコンピュータでMcAfee EasyNetworkを
起動し共有を停止したいファイル、フォルダをクリックして選択してください。
・[ツール]-[ファイルの共有の停止]をクリックし共有設定を解除してください。