大野病院

 加藤医師は今全国で最も有名な医師ではないだろうか。とにもかくにも、無罪判決おめでとうございます。
 しかし、今回の一連の事件が教えてくれたことは、無罪判決そのものではなく、これほど事件性のない無罪明白な医療行為でさえ、これほどの社会的制裁、屈辱、そしてなにより4年にもわたる法廷闘争が必要であったと言うことに他ならない。
 なぜ、これほどまでに医療界でこの話題が持ちきりであったかと言えば、「えっ、これが刑事罰食らうのなら、自分は前科いったい前科何犯だろう。」というのが平均的な医師であるからだろう。
 これで、医師にあんどがもたらされるとは思わない。正直言って、無罪、有罪あんまり日本医療界の予後は変わらないような気がする。
 まぁ、でも検察側が控訴何かしたらほんとに世の中変わっちゃいます。止めてください。