自宅断酒、夫婦不仲

 最近2週間ぐらい、家でお酒を飲んでいない。ほぼ3年間ぐらい、ワイン自宅のみを欠かさずこと無かった。まだやめてから大して経過していないので、大仰なことはいえないが、このまま続けられそうな気がする。

 ワインセラーにはご褒美ワインが何本は入っている。息子の生誕年で買ったラフィットもある。あとサッシカイア数本、オーパスワンとか。これも不要になってしまった。ワインセラー、電気代馬鹿にならないので、もう撤去してしまおうと思う。ワインはレンタルセラーとかに預けようかと思っている。

 やはりお酒は楽しい空間をより楽しくするために飲むものという気がする。人によってはいやなことを忘れるためという飲み方をすることもあるが、まぁ結局いやなことは忘れららないし、むなしいだけなので、そのような飲み方はあまりしない。

 やめられた理由も単に、自宅があまり楽しい空間でなくなったことに他ならない。今に始まったことではないが、自宅に居場所がなくなりつつある。もともと仲が良いとは言いがたい夫婦であったが、最近仲が悪い。子はかすがいとも言うが、仲が悪くなる理由もやはり子供である。

 最近のエピソードで、子供が自分を殴るジェスチャーをしたことがあった。もちろん本当に殴るわけではないが、普段からこのようなことをしていると考えると、結構やばい気がする。

 妻と「普段からこんなことやっていると思うと困ったね」というような話をしたところ、激高されてしまった。普段、子育てもしないのに、人ごとみたいに言うなと。そのときはなぜこんなに、怒っているのか理解できなかったが、ようやくわかってきた。結局、俺のこと子供の父と認めていないんだなぁと。であれば、他人が人の子供とやかく、批判するなということで、怒った理由は説明がつく。

 

 ようやく最近、結婚の本質が分かってきた。こんなことは有史以来、言われてきたことなので、いまさら言うのも恥ずかしいが。結局、妻の器がすべてなんだなぁと。自宅の秩序を作っているもの、いわば自宅の憲法ともいえるのは妻の存在になってしまう。incomeの大半を自分が出しているとはいえ、憲法にはかなわない。どれだけ自分が声上げても、憲法の解釈次第で、いくらでも亡きものにされてしまう。

 結局自分なりに、子供のこととか、自宅のことが心配になってしまったことが、いろいろこじれるきっかけになってしまったと思う。

 もういいや、なるようになれと思う。子供がどうなっても、しらん。勝手にやってくれ。それでいいだろ。

 まぁ、でもしばらくしたら、それはそれで、ちょっとは意見言えとか言われるんだろうなぁ。

 

 話戻るが、お酒やめるメリットはかなり多い。これまで自宅帰って、ワイン飲んでしまうと、もう何も出来なくなってしまうが、読書・勉強など、いろいろと時間を使える。特に読書できるようになるのは大きいのではないか。

  

 この話も詰まるところ、とても自分にとって不快なきっかけであるが、その結果としてもし断酒が出来れば、有効に昇華出来たといえるのではないか。将来幸せに過ごしながらもお酒を飲み続け、膵炎になるよりは、良い結果になったといえよう・・・、と考えたい。